ローンカード、地獄への曲がり角

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多十 才無

今年で33歳の愛知県在住のおじさん。
大学卒業後、就活に失敗し家業を継ぎ建設系の作業員となる。
労働に労働を重ね、現在3600万円の借金の返済を目指している。

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みなさんはローンカードと言うものをご存知だろうか。

ギャンブル依存症の我々はこれを、

審査さえ通ればカード1つでまとまった金を産み出せる魔法のカード

だと認識している。

ローンカードの仕組みを知っている方にとってこの思考を聞いた途端、

はぁ?

と言った感嘆詞が漏れ出ることだろう。

実際、どのようなものか知ればどれほど恐ろしいものかわかると思うので、今回は実体験を交えつつ、仕組みを伝えていきたいと思う。

ローンカードって何?

ローンカードってそもそもなに?

と言う方のための説明なのだが、ザックリ言うとローンと言う名からわかる通り、金融機関が提供しているサービスで、とにかくお金を借りられるものだ。

単純に借金なのだが、この時点で「ヤバくない?」と、思える貴方。

おめでとうございます。立派な大人です。

我々のようなギャンブルクズになる可能性は低いかと思われます。

ローンとはまとまった金額を借り受け、毎月一定額を返済していくもの。

これだけ聞くと「ちゃんと返済すれば問題ないのでは?」と、思う方も多いだろう。

まったくもってその通りなのだが、借金をする場合、借りた後の事など綿密に考えられないし返済計画なんかも突然崩れるのだ。

余程の場合を除き、借金などしてはいけない。

借りるにしてもまずは親を頼ろう。

ローンカードのメリットデメリット

じゃあローンカードって悪なの?というと、100%悪とは言い切れない。

が、使い方を間違えるといとも簡単に死を招く。

ではメリット、デメリットを見比べていこう。

☆メリット

  • まとまった額をカード1枚でいつでも引き出し可能
  • 用途は不問

★デメリット

  • 金利がべらぼうに高い
  • 借りすぎると月々の定額返済だけでは元本が減らない

メリットはそのままの通り。欲しい時に欲しいだけ借りられる。

現金が急に必要になった場合に助かるのだが、今の時代、現金が突然必要になる場合などギャンブルをする場合やクレジットカードの限度額が遥かに超える場合に限る。

大体はクレジットカードで事足りるのでメリットと言えるほどのものではないし、それならクレジットカードを使うことをおすすめする。

クレジットカードも建て替えをしているだけで、中身は借金なので使いすぎには注意が必要なのだけれども。

そしてデメリット。

これが本当にヤバい。

まず金利。

大体の金融機関が3〜15%の金利となるのだが、一般の方が借りる場合、法定金利ギリギリか、ほぼほぼ10%は超えると思っていい。

というのも、金利の制定は借入限度額に応じて変動するのだが

限度額が低ければ低いほど金利は上がる。

例として三井住友銀行のローンカードの金利をご紹介しておく。

引用 https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/details/kinri/

この辺りは出資法やらなんやらの絡みなのだけれども、まず、個人のローンカードで限度額が300万円を超える事は稀だし、希望を出しても大体100〜200万円で止まるし、そもそもそこまで借りる人を想定していない。

金利で稼ぐのが銀行の仕事なので、最初から低金利の高限度額を提示することなどないのだ。

限度額まで借りていると、見計らったように限度額引き上げの提案がやってくる。

それも小刻みで、徐々に徐々に金利を下げてくれるのだが、その頃にはもう借金ダルマになっているので今更感は否めないし、そもそも下がったところで割高である。

そして、これに絡んで、もう一つのデメリットが本当に効いてくる。

定額返済の罠

ローンカードとは月額の返済楽が定められており、メジャーなのは10万円までは月2000円の返済、それ以降は10万円毎に2000円ずつ増額といった形だ。

この方式、どこかで見た事はないだろうか。

そう。リボ払いのそれと同じなのだ。

よく耳にするリボ破産。

リボ払いで毎月5000円の返済を続けていて、ふと残りの元本を照会した時に、残高が多すぎて月に2円しか元本返済に充てられていなかった。

なんて話を聞いた事はないだろうか。

これに似たことがローンカードでも起こる。

仮に限度額100万円で年利10%に該当、10万円を借り入れた場合、年利は1万円。月々で計算すると約833円の金利を支払うことになる。

ここで思い出して欲しいのが、月々の返済額。

10万円の返済額は2000円なのだが、ここには金利も含まれている。

つまり元本の返済額は1167円となる。

ご聡明な読者の皆さんはもうこの時点で震えが止まらなくなっていることであろう。

年間24000円の返済をしていると思っていたら、13000円ほどしか返済されていないでござる!!!

このままで10万円を定額分だけで返済していこうとすると、およそ7〜8年かかる!!

その間、支払う金利は多少減ってはいくにしても、8年支払い続けるとおよそ1.5倍以上の金額を支払うことに。

ローンカードは支払いが定額かつ低額で楽だという謳い文句だが、実際は時間をかければかけるほど金融機関側が儲かるという仕組みなのだ。

ボーナスが入る等、すぐに返済のアテがある場合に限りは有用な使い方も出来るのだが、簡単な気持ちで借りるにはリスクの高いサービスである。

繰り返しになるが、やむにやまれぬ理由がなければ親を頼ろう。

ローンカードの金利は悪魔的である。

借りてしまった場合の対処法

読者の方にはいらっしゃらないと思うが、僕のような愚か者にも、馬鹿高い金利を7〜8年近く払わずにすむ対処法が2つある。

  • 親や親類に相談し、借り換えをする
  • 毎月の返済額を増やす

前者は親類にそっくりそのまま借金した額を借り、ローンを完全返済し、無金利で親に返済していくパターン。

親類に頼れる場合、これに勝る方法はない。

金利はかからないし、万が一延滞した場合でも待ったが効く。

切り出すのには勇気がいるかもしれないが、無駄に金利を支払うことを考えれば、一時の恥で多額の損害を抑えられる。

後者は親類に頼れない場合、月々の定額返済+αで返済していく事で、少しでも支払い期間を縮める。

少額の場合なら一括返済もアリ。

とにかく元本を減らすことを考えていくと幸せになれる。

総括

・ローンカードはなるべく作らないこと。

・お金を借りたい時は言いにくくても親類に相談すること。

・借りてしまったらとにかく元本を減らす。

最後になるが、僕は現在、相談の出来ないローンカードでの借金が100万円ほどある。

僕も最初は少額で、これくらいなら返せるというところからスタートした。

が、気づけば大きな額になっていた。

親には借りれぬので、元本を減らすために無理のない範囲で毎月多めに返済していっているが正直しんどい。

なので皆さんにはこうならないよう、僕を反面教師にして言って欲しい。

借金はよく考えて。

僕のようにはなるな。いいね。

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